スィーパトゥム大学とのパートナーシップが実を結ぶ
2024年6月6日にタイの文部科学省によって開催された第14回CWIE DAY(産学連携教育による実践型人材育成事業全国大会)において、Kenkoplus 社は「優秀協力企業賞」を受賞しました。
この受賞は、同社がスィーパトゥム大学の日本語ビジネスコミュニケーション学科の学生に実践的な職場経験を提供し、学生たちが日本語と日本文化に関するスキルを磨く機会を与えたことに対する評価です。
表彰式には私も参加し、その重要な瞬間を現地で共に祝うことができました。

実践的な学びの場としてのインターンシップ
スィーパトゥム大学の日本語ビジネスコミュニケーション学科の学生たちは、Kenkoplus 社でのインターンシップを通じて、実際のビジネス環境で日本語を活用しながら、日本のビジネスマナーや文化にも触れることができました。
この経験は、彼らにとって、単なる言語習得を超え、日本企業で重視される「時間厳守」「礼儀正しさ」「勤勉さ」といった価値観を身につける機会となりました。
これらは、彼らが将来日本企業で活躍する際に役立つ貴重なスキルとなるでしょう。
企業と教育機関の協力が生むシナジー
Kenkoplus 社とスィーパトゥム大学との協力関係は、単にインターンシップを提供するだけでなく、人材育成を共に行うことの重要性を浮き彫りにしています。
学生は実践を通じて将来のキャリアに直結するスキルを磨く一方、企業も将来の人材を育成することができます。
このような産学連携は、学生の個人的な成長だけでなく、企業や社会全体の発展にも貢献すると信じております。

タイにおける日本企業の影響力
日本企業がタイでインターンシップや研修を積極的に提供することで、日本の企業文化がタイの若者たちに広がり、両国間の結びつきを強化することが期待されます。
タイの学生たちが学ぶ日本企業の綿密な業務遂行や効率的な管理手法は、タイ国内外での彼らの将来の活躍を支えるでしょう。
また、タイに進出している我々のような日本企業にとっても、現地で日本文化を理解した優秀な人材を確保することは大きなメリットとなります。
結論
Kenkoplus 社の今回の受賞は、私たちの取り組みが単なる企業活動に留まらず、タイと日本の産学連携が持つ可能性を示すものです。
この取り組みを通じて、経済的・文化的な関係がさらに深まることを願っています。
また、このような教育とビジネスの架け橋が拡がり、多くの学生が国際的な舞台で活躍する道を歩むことができるよう努めたいと思います。
この事例が、タイだけでなく他国においても産学連携の重要性を再認識させ、質の高い人材育成を促進するきっかけとなることを心から願っています。
